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「着るビーズクッション」をTwitterで紹介した投稿は、4.1万回以上リツイートされ、12万を超える「いいね」が集まる勢い。製造・販売を行う「ハナロロ」に、一体どんな発想から生まれた商品なのか聞きました。

「自分がビーズクッションになる」悪魔的ダメ人間グッズ

「着るビーズクッション」はその名の通り、上からかぶるように着てくつろぐことができるビーズクッションです。ハナロロによれば今年の頭に発売した商品で、現在、楽天の公式ストアで購入することができます。

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どんな体勢になってもふわふわが身体を包んでくれるので、家中どこでもごろごろできるのはありがたい…。もちろん、通常のビーズクッションとしても快適に使えます。ビーズクッションを着てしまうという異次元の発想に、Twitter上では「天才やん…」「ガチで欲しいかも」と大きな反響が寄せられています。 ――「着るビーズクッション」は御社のオリジナル商品でしょうか。なぜ作ろうと思ったのか、商品化の経緯について教えてください。 10年前のイベントの際に、スタッフが着て、イベントを盛り上げるために作成しました。その後ちょくちょくイベントで使用していましたが、最近のイベントで、お客様に着るクッションの体験をしていただいた際に、「家に欲しい！ぜひ商品化して欲しい」という声が多く、商品化に踏みだしました。着るビーズクッションは「いつでもどこでもダメになれるクッション」というコンセプトの商品です。今日は何もしないぞー！という日は、朝からクッションを着て、家のいたるところで、ぐーたらダメになってほしいと思って作りました。ーー商品化にあたって苦労した部分や、工夫したところはどこですか。どのように縫製をするかにはこだわっています。弊社は縫製業（ミシンで布製品を縫う）ことをメインに行っている会社です。今年で創業50年になるんですが、その技術が詰まった商品です。着た際のフォルムと、着心地、座り心地には弊社のこだわりが詰まっております。体験できるイベントなどもあるので、ぜひ一度試してみてください。また、ビーズを補充できる穴をファスナーで付けているので、長く使用することができます。弊社はサステナブルにも力を入れており、長く使用いただけるよう様々な工夫を入れております。バズるまで1個も売れていなかった商品が現在では累計500個以上の販売個数になっております。今までに体験したことのない勢いに本当にびっくりしております。 ――実際に使ってみた人からはどんな声があがっていますか。滝川さまご自身の感想も差し支えなければぜひお聞かせください。まずは見た目のかわいさに喜んでくれる方が多いです。かわいい！と言って、写真を撮ってくれます。自分の子供にも着せて、一緒に写真を撮ってくれるご家族の方もいらっしゃいます。着心地は、見た目よりもずっしり来ますが、ビーズに包まれている安心感もあり、ずっと着ていたいと言っていただけています。座ったクッションの上に、漫画やスマホが置けるので、とても楽で「部屋で一生着ていたい」というのが僕の感想です。